みなさまこんばんは、あのつぎはイです。今日も更新やっていきます。
今日は、前回まで使い方を説明したアプリ「Anki」について、実際自分が1年以上継続して使ってみて、よかったことを記事にしていき、皆さんにAnkiを広めていきたいと思います。
Ankiアプリを使ってほしい人というのは、表題の通り
- 受験勉強をしている学生さん(中学生以上なら誰でも:何なら中学受験を控える小学生でも)
- 資格取得を目指している人々
がメインになります。比較的長期間(1か月以上)の勉強を通じ、覚えなければならなかったり、もしくは間違いノートを作ったりする必要のある人であれば、ほとんどの人にお勧めできます。
一方で
明日とか1週間後とか、短い期間で試験が迫っている人々
(定期試験前とかの学生さんかな)
には、あまりお勧めできません。前回の説明を見てもらえれば分かりますが、準備に結構時間がかかるので、その時間をかけるくらいなら、少しでも勉強時間に充ててもらった方が良いと思うからです。
そのため、今から話すAnkiのメリットは、比較的腰を据えて勉強する人に共感のできる内容になっています。
ということで、早速結論から言います。ドドン
- 継続しやすい
- 持ち運びが楽
- カードづくりが楽
- オリジナルの単語帳(カード、デッキ)を作ることができる
- リスニングの復習に使える
それぞれ説明していきましょう。
ちなみに、Ankiの使い方を説明した記事は
1つ目:「Ankiという有用なアプリ その使い方を説明したい、その1」
2つ目:「Ankiという有用なアプリ その使い方を説明したい、その2」
1. 継続しやすい
暗記をする中で困るのが、飽きやすくて途中で挫折しやすいというところ、復習するといっても、どれだけ期間を空ければいまいちわかりづらいというところです。いろいろな本にその辺りの対策が書かれておりますが、はっきり言って無理なものは無理。
でもAnkiアプリであれば、そもそも次回復習日は機械的に決めてくれるので(それが適切かどうかはひとまず置いておいて)、自分で考えなくていいという気楽さがあります。そのおかげで、とにかくアプリでやらされるカードをこなしていけば、自動的に復習も行えるという手軽さが売りになります。
また、挫折しやすい暗記物も、スマホとかにアプリを入れておけば、いやでもアプリの画像が目に入りますので、少しずつでも良いので進めていくことが可能です。もし量を減らしたいという時も、設定から勉強するカードの量を調整できるので、続けやすいという寸法です。
個人的には、やらずに放置して勉強するカードが蓄積されて出てくる緑の色が大きくなると、「これを止めるのは負けた気がする」と奮発して、とにかく量をこなせたりしますね。
2. 持ち運びが楽
これも大事なメリットですね。頑張って作成した覚えたいカードとか復習用ノートとか、カバンに入れてもなかなか外に出さないって人、いません? 僕がそうなんですよー。比較的混んでいる電車の中とかだと、カバンからカードを取り出すのも一苦労で、結局スマホをいじるかスマホで音楽を流しながら外の風景を見て終わっちゃう。こんな人にもAnkiは大変お勧めです。
だって、そのスマホを見ながら勉強できるから(笑)youtube見る代わりにAnkiアプリを開ければ、それだけで勉強できるのが大変魅力的です。
しかも、例えば受験生であれば暗記しなきゃいけないものが、英単語に古文単語、歴史に地理、生物に…と沢山で、それに比例して必要な単語集とか間違いノートとかが大変なことになるかと思います。そういう時でもAnkiアプリがあれば、スマホ一台で解決です。しかも軽い! もし3,000円を払うのに躊躇している人がいれば、自分ならこんな風に言いますかね。
受験生相手なら「親が何万も塾に費用をかけているなら、そのうち3,000円一回きりを暗記用アプリに使うだけ、全体から見たら大した金額じゃないよ。使い方が分からない?それなら自分のブログを見てよ、ちゃんと書いたよ、無料で(笑)」
大学生ー社会人なら「おいしいお昼ごはんを数回コンビニ食に替えるだけだよ。資格取得で高価な参考書を何冊も買ったり、高額な講座を受けるくらいなら、3,000円で繰り返し勉強を実感できるこのアプリの方がよっぽど安上がりだよ」
と。
3. カードづくりが楽
これもAnki固有のメリットですね。使っている人が多いので、有名どころの単語帳とかだと、結構共有デッキにあることが多いんですよね。「ankiweb 共有デッキ」で検索してもらってもいいですし、こちらのボタンからも行けますので、そちらで検索してみてください。2022/1/29に調べた限りでは、TOEICで有名な「金のフレーズ」、受験英語で有名な「システム英単語」「ターゲット1900」、英語学習で有名な「瞬間英作文」シリーズ、あたりは探せばすぐに出てきました。
注意点としては、たくさんの共有デッキがあるから、あれもこれもやろうとすると、パンクします。よく言われますが、各教科の単語帳は1冊にして、それを完璧に覚えるのが良いです。
4. オリジナルの単語帳(カード、デッキ)を作ることができる
これも魅力的な言葉ですよね。他の物に比べて、Ankiでカードを作るときって比較的直観的な内容ではないかと。しかも画像や音声ファイルも入れられるので、例えば裏面に画像も貼っておいて、覚える時に視覚も利用するとか、英語なら音声も入れてリスニング対策もするとか、いろいろと応用が効きます。これをアナログの単語カードとかでしようとすると、なかなか難しいのではないでしょうか。単語カードや復習ノートを作っている方、ぜひAnkiに乗り換えましょう。
5. リスニングの復習に使える
個人的に最もAnkiが威力を発揮してきたのが、このメリットなんですよねー。
以前のブログでも書きましたが、自分がTOEICの勉強をしているとき、英文法などのReadingの方はそれなりに点数が取れていたのですが、リスニングが伸び悩んでいたんです。
その時にいろいろな勉強法を調べていましたが、大体「ディクテーション」「オーバーラッピング」「シャドーイング」の話がでてきました。やり方は知っていたので、間違った当日にスクリプトでこの3つの方法を勉強するんですが、その後復習で間隔をあけながら何度もやろうとする時に、億劫さが出てしまうんですよね。だって復習しようとすると、問題集も必要だし音源はスマホのabceedで拾わなきゃいけないし、そうすると自宅で勉強することになるけど、仕事柄帰るの遅いからついつい「今日はいっかなー」ってなって結局復習しないっていう。
そこで、Ankiですよ。これにあらかじめスクリプトと音源を入れ込んでおいて(問題集の名前と問題番号も一緒にカードに入れておくとgood)、そして翌日以降はスマホ一つで復習ができちゃうという、なんとも便利な世の中に変わったんですね。そのおかげで、電車内や社内でボソボソとシャドーイングやオーバーラッピングを繰り返し行うようになって、でリスニングが飛躍的に向上しました。その問題は、今でも定期的にAnkiで復習しろと言われるので、定期的に勉強しています。
しかも今は、こちらでも紹介しましたがネット上で音声のスピードを変えてくれるサイトがあるので、1.2倍速や1.5倍速を作成し、それをAnkiカードに入れて(一枚のカードに複数の音源を入れることも可能です)、更に勉強が出来ちゃうという、いやー便利な世の中ですね、ホント。
ということで、Ankiをただの英単語の単語帳をデジタル化しただけと思っている方々には、是非ともこの5番目のメリットをお伝えしたいです。
まとめ
いかがだったでしょうか。今回はアプリ「Anki」について、実際自分が1年以上継続して使ってみて、よかったことを記事にしてみました。暗記系で困っている人、リスニングの勉強で復習の仕方がいまいち掴みづらいという人、ぜひAnkiアプリを試してみてはいかがでしょうか。きっと勉強の効率が上がることは間違いありません。
それでは皆様、have a nice day and see you next day!